アプローチの路盤高さで植栽されていた松の木
土肥邸 玄関前


施工前の玄関前松エリア



水捌けと通気性を良くするためにマウンドを造りアプローチの路盤よりおよそ25cmかさ上げして植栽しました。
私とご主人の作業を進めていく経過の会話
私「松の木をより元気に生育させるためにかさ上げしましょう。」
ご主人「掘ってうごかしても大丈夫なんですか?」
私「大丈夫!」
私「松を掘り養生….土留めの石を並べ…ごそごそ」
私「松の木の向き(表情)を変えますね」
ご主人「木の向き(表情)? 木に表情があるんですか?」
私「あるんですよ!木にも裏表の表情があるんですよ…ぐるりと松の木を回す」
ご主人「ホントだ!今まで木の向きなんか考えたことがなかった。見せる位置で、こがに見栄えが変わるんですね…。」
ご主人「すごいな~ すごい変わった!」
っとこんな感じで作業を進め納得していただきました。

マウンドの土留めには地元(島根県大田市)の三瓶石(三瓶山周辺で出る石)を使用
またマウンドの土の流失を防ぎ空間に落ち着きを出すためにスナゴケ(乾燥に非常に強いコケ)を使い仕上げました。