苔へのこだわり

苔への想い

弟子の頃、京都で苔に出会いました。 坪庭の仕上げに使った苔の美しさに魅了され、それ以来島根に帰ってからも自らが手がける庭空間には必ず苔を使用しています。

現在、スギゴケ、スナゴケ、ハイゴケ、ホソバシラガゴケの4種類の苔を使い分け、お客様に苔のある空間を楽しんで頂いています。

木々が植え終わり、苔で装飾した空間にお客様が感動する姿が、京都で見た私と同じ姿に重なり、その瞬間が庭師を続けてよかったと感じる瞬間です。

今後も、苔を主とした装飾で、「素材の美から創造の美へ」とつなげていきます。

苔の紹介

和田造園オススメの苔

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スギゴケ

「日当たりを好み育てやすい スギゴケ」

日当たりを好み色も鮮やかで明るく目にやさしいコケです。 上に伸びる性質のコケで、成長すると穂の長さがおよそ15cmぐらいまで伸びます。
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ホソバシラガゴケ

「緑と白が織りなす幻想的なロマンスグレー ホソバシラガゴケ」

樹木の根本や切り株、朽木の上などに丸く盛り上がったコロニーを形成するコケです。茎の高さは2〜3cm程度ですがコロニーの厚みがますとそれ以上になることもあります。たくさんの葉が重なりあうように密に付き乾くと白っぽくなり水分を吸収すると濃い緑色になります。
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スナゴケ

「乾燥に強く屋上緑化などに最適 スナゴケ」

一般的なコケと異なり、日当たりの良い所を好みます。 乾燥に非常に強い特徴を持ちます。上に伸びる性質のコケで茎の長さは3〜4cm程度まで伸びます。乾燥すると穂が縮みますが、一度水を受けると穂が広がり美しい緑色になります。
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ハイゴケ

「ほふく性の緑の映えるコケ ハイゴケ」

茎は互いが絡みあうように生育するほふく性のコケです。茎の長さは10cm前後で規則的に羽状に穂を伸ばします。土には付着しないコケです。
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